オムニバス映画というと、どうしても散漫な印象を持ってしまう。
事実、この映画もそうで、あまりのめり込むこともなく、最初は漠然と見ていた。
ところが、三本目の「ノブ江の痣」あたりからぐっと引き込まれ、四本目の「泥酔して死ぬる」で完全にやばいものを見ている感覚になった。
こういうザラザラした映画体験は本当に久しぶりで、もっともっとアングラな気分に浸っていたかった。
―井土紀州(映画監督/脚本家)
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井土さんとは、昨日コメントアップした川瀬陽太さんとの共演作「赫い情事」の脚本家、
出演作「百年の絶唱」(1998年)の監督として、結構古い付き合いなのです。
あまり会っていなかった時期もあるのですが、初監督作「キスして。」の撮影が終わり、仕上げに行き詰まっていた時に、
井土監督「土竜の祭」に出演したので相談しました。
そこから映画の仕上げ・上映に至るまで、いろいろスピリチュアル・ムービーズの方々に助けて頂きました。
そしてなんとか上映にこぎつけたという恩人なのです。
今週末ですが、井土監督作品上映があります。「短篇集 さりゆくもの」のチラシも置かせて頂いてます。
ほたる
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映画一揆外伝 ~破れかぶれ~『LEFT ALONE』松田政男・津村喬 追悼上映
日時|2021/2/13(土) 開場15:00 開映15:30
会場|アテネ・フランセ文化センター
料金|1,500円(一日通し・当日のみ)
https://ikkigaiden.exblog.jp/30372477/
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2015年て、もう6年前なんですね…。