「泥酔して死ぬる」

泥酔して死ぬる

あらすじ

“自主映画界のワインスタイン”を自称する小川は、ある日脳出血で倒れ、2 ヶ月間の入院を余儀なくされる。退院後も、セクハラ相手に「若い女と結婚する」と言われるわ、無言電話がかかってくるわで絶好調とは言い難い。ふと気になり7 年前に急死した7 歳年下の友人の病名を調べたら“脳出血”とあった。このまま酒を飲み続けると死ぬのでは、という強迫観念に襲われ、断酒を試みるが、死んだ友人の共通の友人すら酒を勧めてくる日々。断酒がうまくいかないことで、神の罰が下るのではないかと妄想する小川に、ある日、本当にバチが当たる…。

コメント 監督|小口容子

酒が好きだ。 19歳くらいから飲み始めて、30年以上飲んでいるが飲み飽きることは、ない。そんなある日、新聞の新刊本広告を見て、衝撃を受けた。町田康・著『しらふで生きる』。有名な大酒飲みである町田康が“四年間、一滴も飲んでいない”という衝撃的事実が宣伝文句として書かれていた。町田康が酒をやめられたなら、この本を買って読めばもしかして私も…?結果は、この映画を見てください。

泥酔して死ぬる

スタッフ・キャスト

出演:小口容子
   佐藤健人
   伊牟田耕児
   鈴木隆弘
   加藤麻矢
   佐々木健
脚本・監督・編集: 小口容子
撮影:宮川真一
録音:中川究矢
音楽:suzukiski
現場スタッフ:戸屋幸子・早見紗也佳
アニメーション制作:三ツ星レストランの残飯

監督プロフィール

小口容子

19歳より、自主映画制作を始める。1988 年「エンドレス・ラブ」がPFF 入選。
2006 年「ワタシの王子」がイメージフォーラムフェスティバルにてグランプリ受賞。その後、バンクーバー映画祭・ロッテルダム映画祭・レインダンス映画祭等の国際映画祭 でも作品が招待上映されている。現在は、8mmフィルムで撮影することにこだわった作品制作を行っている。


作品