「いつか忘れさられる」

いつか忘れさられる
いつか忘れさられる1

あらすじ

田舎の一軒家。表札には渡辺家5人の名前。
朝の食卓に一家の母と父、高校生の娘、そして祖母。
一人足りないのは、音楽活動の為に地元を出ているこの家の長男。
その日、通学途中の娘は、母親が車で走り去るのを見る。
母親が向かった先は、地元から少し離れたターミナル駅のホーム。そこで…。

(この作品はサイレントです)

コメント 監督|ほたる

この映画は以前出演した「色道四十八手 たからぶね」(2014年 監督:井川耕一郎)の残フィルムで作りました。

撮影後に、「〜 たからぶね」の監督をするはずだった故渡辺護監督は、強い影響を受けたお兄様が出征され、そのまま戻らなかったと聞きました。その時、自分の父から聞いていた祖父の話を思い出しました。終戦直前沖縄で戦死し、祖母の元に戻って来た骨壺には小さな白い石数個だけが入っていたと。

このまま何もしないと、それも『いつか忘れさられる』。行ったまま戻れなかった人も映画になる事で忘れさられない。そうしたいと思いこの映画を制作しました。

そして、この作品たちが完成し上映する前に去っていったひとたちも、忘れさられないよう、映画を届けていきたいと思っています。

スタッフ・キャスト

監督・脚本・出演:ほたる
出演:銀座吟八
   祷キララ
   山下洋子
   サトウリュースケ
   戸奈あゆみ
   
   石原果林
   沢田夏子

撮影:芦澤明子
照明:御木茂則
助監督:北川帯寛
撮影助手:浜田憲司
照明助手:松堂法明
メイク:細谷知代
スチール:友長勇介
メイキング:榎本敏郎
編集:フィルム・クラフト
タイミング:益森利博・小椋俊一
現像:IMAGICA Lab.
タイトルデザイン:ヨシダアツコ
クレジット制作:林田義行
クレジット撮影:安井喜雄
制作応援:堀禎一・中村明子・大橋さと子・槌谷育子
協力:神戸映画資料館・ながのフィルムコミッション

企画・製作:太田耕一
製作:PGぴんくりんく

監督プロフィール

ほたる

多摩美術大学在学中よりアングラ劇団に参加し、「葉月螢」名義で女優活動を開始。1993年、瀬々敬久監督『未亡人 喪服の悶え』で映画デビュー以後、サトウトシキ、沖島勲、小林政広、山内大輔などが監督するピンク、インディペンデント映画に精力的に出演。監督・脚本・主演を務めた『キスして。』を自主製作し、2013年に劇場公開。


作品