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小林政広さんが亡くなりました。

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本日9/7の新聞訃報欄に掲載されました。

信じたくなかったです。

いつかは来るお知らせだとしても、やはりショックで悲しいです。

『短篇集 さりゆくもの』でもコメントを頂きました。

がんで闘病中というのは友人からこそっと聞いていて、このコロナ禍で劇場に来て頂くのはかないませんでした。

最初の監督作の「キスして。」でもいただいたコメントがすごく嬉しくて

何年もかかって、ようやく完成した、ほたる脚本・監督・主演作『キスして。』は極私的フィクションとも言うべき美しい映画だ。
ほたるが、葉月蛍だったころや、石井佐代子であることなど、自身をとことん突き詰めていくことで、普遍性ある「おんな」の映画になっていた。
ほたるは、劇中でも元夫に言わせているように、今、大人のおんなになったのだろう。
おんなが愛に目覚めると言うのは、こう言うことなのかと、教えてくれた。
ほたるは、偉い!

 ──小林政広(映画監督)

大阪の上映トークイベントにも来てもらった…。この頃はまだお元気で(でも透析は始まっていたはず)上映後に打ち上げでちょっとだけ飲んだりしてた。

https://kisusite.com/blog/322.html

トシキさんと小林さんのコンビに出会わなければ、今みたいに映画業界の端っこにしがみ付いていられなかったと思うので、本当に感謝しているのです。ありがとうございました。

でもやはり最後にもう一度仕事でご一緒したかったな…。

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コメント頂きました!(小林政広監督)

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いやあ、参った。参りました。 ほたるプロデュース「さりゆくもの」は、ほたる自身の監督作を含めて5本の短編が収められているが、どの作品も、個性的で、魅力的。ジャンルの垣根を飛び越えて、脳天に突き刺さってくる。 いやあ、参った。参りました! コロナ禍の中、ソーシャルディスタンスをとりながらの映画鑑賞にも、最適の一本です。

―小林政広(映画監督)

昔話ですが、小林さんの脚本トシキさんの監督作品に出演していて本当に楽しかった!

当時のインタヴューでも話したのですが、特に二人に自分の話をしてないので、当然それをモチーフにした訳ではないのに、現実の自分の感情やら状況と小林さんの脚本がリンクしている部分があって、演じていてとても面白かったのです。

あの感覚が忘れられなくて、自分で監督しようと思い始めたのかもしれません。                               

ほたる